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2017年7月25日火曜日

TJAR Photo Bookできました

ここのところなにかと忙しく、ブログの更新もすっかり間があいてしまいました。この間、前回・前々回に書いた栗城史多さんの記事がプチ炎上状態でたいへんでした。会う人会う人から「読みましたよ」と言われ、ついには「栗城史多」で検索すると、このブログが1ページ目に表示されるという事態に。


じつはこの間、栗城史多さん本人にも会いました。あるメディアが興味をもってくれて、取材をしようとしたのですが、記事化は断られ、「会うだけなら」ということで、本当に会うだけ会って、1時間半ほど話をしてきました。


感想としては、前回・前々回のブログはとくに修正の必要はないな、ということ。そして、取材として受けてもらえない以上、これ以上こちらにはできることはないので、この件は自分的には終了というか、一段落という感じです。




で、まるで別件。


この間、すごい本の制作にかかわっておりました。15000円の写真集です。トランスジャパンアルプスレースという、世界一過酷な山岳レースを4人のカメラマンが追ったものです。箱入りハードカバー/布張り金箔押し/オールカラー160ページという、出版社勤務時代にもやったことのない超豪華な製本。私は巻末の文章執筆を担当しました。



2002年に始まったこのレース、当時から興味を持っていて、自分自身、取材をしたり、関係者に会ったりしたことも何度もあります。レースにかかわっている人たちがとにかく純粋で、レース云々もさることながら、その人間的魅力に惹かれました。おっと、ここを書き出すと10000字くらい止まらないので、そのへんの詳しいことはまた別の機会に。


写真集の発売は8月11日(山の日)。
発売に合わせて、出版イベントをやります。収録写真のパネル展示やスライドショー、トークタイムなどもやりますので、興味のある方はぜひお越しください。



日時:8月11日(金・祝・山の日) 10時~16時

会場:ビクトリノックスジャパン株式会社 1Fショールーム
   東京都港区西麻布3-18-5

スケジュール
10:00 オープン
10:30 カメラマンあいさつ&トークショー
12:00 スライドショー
13:30 TJARについてQ&A(岩瀬幹生・飯島浩ほか予定)
15:00 選手・主催者トークショー
16:00 閉会
*10時開場〜15時入場終了/16時閉会


予約や入場料は不要で、好きな時間に来て好きな時間に帰っていただいていい、フリー入場スタイルです。会場では写真集の展示即売のほか、収録写真のパネル展示などもありますので、好きに見ていってください。イベント内容については変更等もありえますので、最新状況は以下でチェックしてみてください。



写真集はただいまこちらで予約受付中。15000円の本を中身も見ないうちから予約する人はかなり稀だと思いますが、こちらもどうぞ見てやってください。



【追記】
タイトルに「できました」と書いてしまいましたが、まだできておりません。ただいま絶賛印刷・製本中であります。校了したというだけで、現物はわれわれもまだ見ていないのです。



8 件のコメント:

  1. 栗城氏への取材お疲れ様です。不毛な仕事で消耗したでしょう。ある意味、予想通りですな。

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  2. これまでも栗城氏は都合の悪い質問に対しては「現場を知らないくせに」「高所登山の経験もないくせに」などとはぐらかしてきましたが、ここでも馬脚を顕したようですね。二言目には共有と言っておきながら徹底した隠匿主義。記事化は断られたとのことですが大変意義のある取材だったと思いますよ。

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  3. お疲れ様でした! 諸々・・・。

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  4. 記事化はNGですか…
    多少なりとも栗城さんの登山に対する思考を理解及び感じることが出来ればと期待していました。
    森山さん、ご苦労様でした。


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  5. 登山関係者は栗城さんをこういう風に捉えているのか、なるほど。
    っと思って読み進めてきたら最後に書籍の宣伝ですか!!!
    この批判も一気にプロレスに見えてしまいましたよ…。

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    1. TJAR Photo Bookできました というタイトルの記事なんだから、当然書籍のほうが主題でしょう。

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    2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  6. 地元に栗城さんが講演に来て、登山経験のある友人が会いに行ってました。小柄で好感の持てる人物たったそうです。その後、指を凍傷で失なった事を知り、「バカだねぇ」と悔しがっていました。
    今回の訃報でも「バカだねぇ」と嘆いていました。命あっての物種と言うか、無謀と挑戦は別なんでしょうね。素人には分からないことも沢山あります。
    美しい山に抱かれて亡くなった彼は本望だったのでしょうか。
    自然が彼を受け入れ、亡骸を私達に返してくれたのだと思いたいです。人は強くはありませんね。
    山の事故が少しでもなくなりますように、
    栗城さんのご冥福をお祈りします。

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