Climber’s Story#01 / クライミングを変えた、ひとりの男
レッドブルのウェブにこんな記事を書きました。
その続きとして、平山ユージ本人も書いています。
Climber’s Story#02 / 平山ユージが語る、日本の山
ユージさんは意外と(失礼)読書家で、文章を書くのも好きらしく、実際けっこう書けます。『ROCK & SNOW』の編集をやっていたころはよく書いてもらっていました。今回のレッドブルウェブの記事はユージさんにしてはいまひとつに思いましたが、本当はもっと書ける人です。
ROCK&SNOW時代、1000字で依頼した原稿をなんと10000字書いてきたことがありました。書くことがあふれ出して止まらないといった感じで、実際、10000字の内容があったので、急遽ページ数を増やして収録したものでした。
ユージさんはもちろんプロの書き手じゃないので、文章はそれなりに荒れています。そこをある程度手を入れてリライトして掲載するのですが、「すごくリライトしやすい文章だ」と思った覚えがあります。
言いたいことの骨子がはっきりしているのと、使う言葉のキレがよいことが特徴でした。とくに言葉のチョイスは秀逸で、プロライターでもできないようなキラリと光る表現が必ず入っていました。だからタイトル付けなどもすぐにできました。
ところで、レッドブルウェブは専門の編集チームがいるようで、ここがちゃんと編集の仕事をしていることに感心しました(上から目線の言い方ですみません)。記事のテーマ・分量・締め切りを明確に提示し、原稿提出後はそれをちゃんと読み込んでタイトルやリードを付け、ふさわしい写真のチョイスと並びを考えてくれました。
私が書いた記事のトップ画像に使われている手のアップの写真は、本来タテ写真で顔まで写っているものだったのです(顔はピントを外してボカしていましたが)。それを「手だけのアップにトリミングしていいですか」と提案してきたのは編集部で、そのおかげでものすごく印象的なトップ画像になりました。編集部に感謝。
これ本来、まさに雑誌編集部の仕事だったのですが、近ごろここまでやれる雑誌編集部は少なくなっていて、こんなところにも時代の流れを感じてしまいましたな~。
レッドブルのウェブにこんな記事を書きました。
その続きとして、平山ユージ本人も書いています。
Climber’s Story#02 / 平山ユージが語る、日本の山
ユージさんは意外と(失礼)読書家で、文章を書くのも好きらしく、実際けっこう書けます。『ROCK & SNOW』の編集をやっていたころはよく書いてもらっていました。今回のレッドブルウェブの記事はユージさんにしてはいまひとつに思いましたが、本当はもっと書ける人です。
ROCK&SNOW時代、1000字で依頼した原稿をなんと10000字書いてきたことがありました。書くことがあふれ出して止まらないといった感じで、実際、10000字の内容があったので、急遽ページ数を増やして収録したものでした。
ユージさんはもちろんプロの書き手じゃないので、文章はそれなりに荒れています。そこをある程度手を入れてリライトして掲載するのですが、「すごくリライトしやすい文章だ」と思った覚えがあります。
言いたいことの骨子がはっきりしているのと、使う言葉のキレがよいことが特徴でした。とくに言葉のチョイスは秀逸で、プロライターでもできないようなキラリと光る表現が必ず入っていました。だからタイトル付けなどもすぐにできました。
ところで、レッドブルウェブは専門の編集チームがいるようで、ここがちゃんと編集の仕事をしていることに感心しました(上から目線の言い方ですみません)。記事のテーマ・分量・締め切りを明確に提示し、原稿提出後はそれをちゃんと読み込んでタイトルやリードを付け、ふさわしい写真のチョイスと並びを考えてくれました。
私が書いた記事のトップ画像に使われている手のアップの写真は、本来タテ写真で顔まで写っているものだったのです(顔はピントを外してボカしていましたが)。それを「手だけのアップにトリミングしていいですか」と提案してきたのは編集部で、そのおかげでものすごく印象的なトップ画像になりました。編集部に感謝。
これ本来、まさに雑誌編集部の仕事だったのですが、近ごろここまでやれる雑誌編集部は少なくなっていて、こんなところにも時代の流れを感じてしまいましたな~。
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